R4・5桜島管内保全・維持修繕工事が完成しました。
砂防施設は、日々の管理によって機能を維持し、信頼性・安全性を確保することが重要です。
施工場所は桜島管内一円となり、全8地区13箇所で工事を実施しました。
R4・5持木川中流部渓流保全工(第二工区)工事が完成しました。
大雨で土石流が発生した際に、道路や住宅地に土石流が流れ出ることを防ぐため、河川の幅を拡幅しました。両側にも転石積をすることで、 流れてくる土砂や転石の威力を弱める強い護岸となりました。
野尻川上流砂防設備改築工事が完成しました。
桜島の河口から2km、立入禁止の規制ぎりぎりに位置する現場でしたので、桜島がかなり近くに見えます。
7月の噴火警戒レベル5になった際や、1月の積雪の際は立ち入りができず、大変だったとのことですが
無事に完成し、生活圏への土石流出を防ぐ強固な砦ができました。
持木川2号堰堤改築外工事が完成しました。
3か所の堰堤補強補修を行ないました。
写真を見てもらうと、コンクリートだけでなく無数の石積みがされていることがわかります。
石積をすることによって、土石流がきたときに接地面積を増やし、勢いを弱くすることができます。
また、コンクリートだけで作るよりも摩耗や損傷が少なくなり強固となるため、耐久性に優れています。
手間と技術のいる作業ですが、土石流の流れを遅くし、氾濫を防ぐ重要な工程です。
①持木川2号
②持木川5号
②持木川5-2号
R3・4野尻川除石工外工事が完成しました。
野尻川に流れてきた火山灰や石が溜まったままだと、大雨の時に土石流による氾濫の危険があるため、外に運び出します。
工事では、ICT施工を活用しました。
ドローンで測量をして、ICT建設機械(取り込んだ設計データに従って、動きを自動制御してくれる重機)で施工しました。
少ない人員でも迅速に、安全に作業を完了しました。
令和2年度春松川砂防設備改築工事が完成しました。
4箇所にわたる砂防ダムの補修をしました。
ダムの厚さを厚くし、土石流によって削られたコンクリートに石を並べることで、これから先何年も土石流に耐えられるようになりました。
使用してある石も、土石流によって流されてきた石を活用していますので、コンクリートよりも強いです!
平成30年度第一古里川外砂防施設改築工事が完成しました。
長谷川1・2号右岸床固工・導流堤工事が完成しました。
東九州道(大崎~鹿屋)川久保地区改良工事が完成しました。
長谷川4号床固工・右岸導流堤工事が完成しました。